全日本大学駅伝の全日本学連選抜チームの選考基準とは?

全日本大学駅伝に出場するチームは全部で27チーム。

その中には、オープン参加の東海学連選抜チームと全日本学連選抜チームも含まれています。

この、全日本学連選抜チームはどのような選考基準があるのか?についてお伝えしていきたいと思います。

全日本大学駅伝の全日本学連選抜チームの選考基準とは?

全日本大学駅伝にオープン参加で出場する全日本学連選抜チーム。

この全日本学連選抜チームの選考基準はどのように決まるのか？と存じでしょうか？

私も詳しく知らなかったのですけれど、オープン参加で参加するもう一つのチームである東海学連選抜チームが出場する東海地区以外の7地区 (北海道・東北・関東・北信越・関西・中国四国・九州) から各地区2名の選手が選抜されます。

各地区によって選抜方法が違うので、どのように選ばれるのかを学連別に見ていきましょう。

各地区の秩父宮賜杯第56回全日本大学駅伝対校選手権大会選考会の要項から引用していますので、ご確認くださいね。

主に、全日本大学駅伝の選考会での結果で、全日本学連選抜チームの選手となる選手を選出しているのが分かります。

北海道学連の選抜方法

詳細については、確認中ですので今しばらくお待ちください。

東北学連の選抜方法

東北学連の日本学連選抜の選考方法は、以下の方法になります。

・全体合わせて 1 名の選出
・選考会 16km 区間の記録より、東北地区代表校を除いた選手を選出

第 55 回全日本大学駅伝対校選手権大会日本学連選抜選考方法について

関東学連の選抜方法

詳細については、確認中ですので今しばらくお待ちください。

北信越学連の選抜方法

北信越学連の日本学連選抜の選考方法は、以下の方法になります。

秩父宮賜杯第56回全日本大学駅伝対校選手権大会北信越地区選考会要項　

17．注意事項
・秩父宮賜杯第 56 回全日本大学駅伝対校選手権大会の日本学連選抜チーム及び、第 36 回出雲全日本大学選抜駅伝競走の北信越学連選抜チームの選考については、対校の部及びオープンの部の個人成績にて最終選考とする。

秩父宮賜杯第56回全日本大学駅伝対校選手権大会北信越地区選考会要項

関西学連の選抜方法

東北学連の日本学連選抜の選考方法は、以下の方法になります。

第 56 回全日本大学駅伝対校選手権大会関西学連出場大学（出場枠 4）選考会要項
備考
③ 今大会で、本選に選抜された大学を除く選手で、記録の上位 1 名を全日本大学駅伝選抜チームに推薦する。
また、同様に 2024 年 3 月 1 日～2024 年 9 月 22 日までの 10000m の公認記録によっては、上位 1～2 名を推薦することもある。

第 56 回全日本大学駅伝対校選手権大会関西学連出場大学（出場枠 4）選考会要項

中国四国学連の選抜方法

中国四国学連の日本学連選抜の選考方法は以下の方法になります。

１）全日本大学駅伝対校選手権大会中国四国予選会および同時開催されるクロスカント
リー大会の成績により選抜する。
２）優勝した大学の選手を除いた上位 2 名を選手とする。

全日本大学駅伝対校選手権大会における全日本選抜チームについて

九州学連の選抜方法

九州学連の日本学連選抜の選考方法は、以下の方法になります。

秩父宮賜杯第56回全日本大学駅伝対校選手権大会九州地区選考会要項（案）

14．選考方法
(3) 本大会において、(1)で代表校として選出された大学以外に所属する者の中で最も良い記録を出した成績上位1名を、秩父宮賜杯第56回全日本大学駅伝対校選手権大会全日本大学選抜チームの九州地区代表選手とする。

秩父宮賜杯第56回全日本大学駅伝対校選手権大会九州地区選考会要項（案）

全日本学連選抜チームの歴史や創設された理由は?

全日本学連選抜チームが全日本大学駅伝に初めて出場したのは、2015 年度の第 47
回大会から。

オープン参加なので、順位はつきません。

全日本学連選抜チームが創設された理由は、学生陸上競技の長距離種目における選手の育成・強化を図るという目的があったのですね。

東海学連選抜チームとして出場する東海地区以外の、7地区 (北海道・東北・関東・北信越・関西・中国四国・九州) から1地区につき2名の選手が選抜されて、全日本学連選抜チームとなります。

本戦には、この7地区それぞれの地区から1名ずつ選手が選抜されて、出場することになっているんですね。

※ 同じ地区からの2名の選手が出場できない場合には、例外もあり。

大学チームとして出場するのと、個人の選手として他の地区の選手と共にチームとして出場するのでは、また違った良さがあるのでしょうね。

大学チームとしては出場できなくても、選抜チームの一員として個人で出場することによってその経験がその選手だけでなく、所属している大学のチームにも大きな刺激になって良い影響があると思います。