箱根駅伝を観ていると色々な疑問が出てきます。
出場している大学は関東の大学だけしかいないということを疑問に思う人もいるようですね。
箱根駅伝に出場している大学はなぜ関東の大学だけなのでしょうか?
続く見出しからその理由をお伝えしていきますね。
箱根駅伝なぜ関東の大学だけ?実は全国大会ではない?
箱根駅伝の出場している大学を観ると関東の大学ばかり。
知名度も大きく、全国的に人気のある駅伝大会なのですけど、実は全国大会ではなく関東地区で開催されている地方大会なんですよね。
なぜ関東の大学だけが出場しているのか?の理由については、以下の箱根駅伝のルールにはっきりと記載されています。
第100 回東京箱根間往復大学駅伝競走
開催要項
参 加 資 格
1) 参加校所属の 2023 年度関東学生陸上競技連盟男子登録者で、本大会ならびに箱根駅伝予選会出場回数が通算4 回未満である者(予選会のみ出場の場合も回数に含まれる)に限る。
なお、出場とはエントリーした時点で出場とする。
2) 当駅伝競走に関する内規第 2 章「参加資格および申込み」、第 4 条~第 6 条の条件をすべて満たす2023 年度関東学生陸上競技連盟男子登録者であること。
箱根駅伝公式サイト 第100回東京箱根間往復大学駅伝競走 開催要項
箱根駅伝の参加資格に「関東学生陸上競技連盟男子登録者」であることがはっきりとルールで定められているんですね。
箱根駅伝は、『関東学生陸上競技連盟』主催の地方大会。
関東学生陸上競技連盟に登録できるのは、関東の大学に限られているんです。
2024年度の関東学生陸上競技連盟の加盟校に関しては、以下のリンクから確認できますよ。
>>>関東学生陸上競技連盟の加盟校を確認するならこちら
2024年度 関東学連 加盟校一覧 (全158校)
箱根駅伝は全国化されないの?
箱根駅伝を全国化に!と希望する声はたくさんあるのですけれど、箱根駅伝に出場するためには関東の大学に入学する必要があり多くの優秀な選手が関東の大学に進学。
その結果、関東の大学と地方の大学の実力差がどんどん開いてしまったのですよね。
2023年度に箱根駅伝が第100回目となる記念大会ということで、箱根駅伝予選会への扉が地方の大学にも開かれたのですけれど…予選会を通過して本戦に出場できた地方の大学はありませんでした。
全国大会である、「出雲駅伝」や「全日本大学駅伝」でも上位を占めるのは関東の大学が多いことを考えると、地域格差は縮めていくのは難しいと言えるのですよね。
関東の大学もたくさんあり、その中から箱根駅伝に出場するのにも厳しい戦いが繰り広げられています。
常連校と言えど毎年必ず出場できるとは限りません。
ただ一駅伝ファンとしては、第100回記念大会のような機会がこの先にも開かれるといいなと願っています。
箱根駅伝の出場校が関東の大学だけの理由まとめ
箱根駅伝にはなぜ関東の大学だけしか出場していないのか?についてお伝えしてきました。
箱根駅伝に出場できるのは、関東学生陸上競技連盟に登録している関東の大学だけとルールで決まっているのですね。
関東の大学だけしか出場できない地方の大会であり、全国大会ではないんですね。