箱根駅伝の関東学生連合の最高順位は?過去の順位をまとめてみた!

箱根駅伝に出場できるチームには、前年にシード権を獲得した10校のシード校と予選会を突破した予選会通過校10校に加えて関東学生連合チームの存在があります。

関東学生連合チームというのは、予選会で11位以下の大学から選ばれた選手で構成されたチームのこと。

チームとしては出場できなくても、個人として箱根駅伝に出場できる機会になっているんですね。

ただ、短期間の結成で練習期間が限られることと、予選に落ちたの大学から選手たちが集まった即席チームということもあり、出場しても順位は低いことも多いのですよね。

これまでの最高順位について気になったので調べてみました!

箱根駅伝の関東学生連合チームの最高順位は？

箱根駅伝の関東学生連合チームのこれまでの最高順位は何位なのか?

気になりますよね。

ここでお伝えしないといけない重要な点があります。

実は、関東学生連合チームはオープン参加で参考記録扱いとなって順位はつかないんですよ。

なので、正確にお伝えするなら記録として残る順位ではなく、〇位相当という表現になるんですね。


さらに、「関東学生連合チーム (かんとうがくせいれんごう) 」という名称で呼ばれるようになったのは、第91回大会 (2015年) から。

ということで、これまで開催された第91回大会 (2015年) ～第99回大会 (2023年) の間での最高順位は、第92回大会 (2016年) の11位相当が該当します。

※ 第100回大会 (2024年) は記念大会として関東学生連合チームの編成はありませんでした。


そして、関東学生連合チーム編成以前の第79回大会 (2003年) ～第89回大会 (2013年) の期間には「関東学連選抜チーム (かんとうがくれんせんばつ) 」という名称で親しまれていたんですよ。

実は、この関東学連選抜チームが出場するようになった最初の頃はオープン参加で順位はつかない扱いだったのですけれど、第83回大会 (2007年) から第89回大会 (2013年) までは正式参加としてチーム順位がついていたんです。

もし、関東学連選抜が10位以内に入ったら、通常は10校のシード校 (予選会免除校) が1つ減って9校となり、翌年の予選会からの出場枠が1校分増えることになっていまいた。

実際、この期間に2回ほど関東学生連合チームが総合10位以内に入り、次大会の予選会枠が1つ増えたんですよ。

そして驚くことに、この2回のうちの第84回大会 (2008年) には、関東学連選抜では最高順位である4位という記録が!!

その時の関東学連選抜チームの監督は、青山学院大学の原 晋 (はら すすむ) 監督だったんですよ。

当時から監督としての手腕を存分に発揮されていたんですね。


箱根駅伝公式サイト　大学別選手一覧:第84回大会 2008年(平成20年)

関東学生連合と関東学連選抜の過去順位を表にしてみた！

関東学生連合チームと、それ以前の関東学連選抜チームの過去の順位 ( 順位相当 ) を分かりやすく表にしてみました。

※ 過去からさかのぼり、最新の記録が上にくるように書いています。

関東学生連合チームの記録

関東学連選抜チームの記録

関東学生連合チームの最高順位まとめ

関東学生連合チームの最高順位に関してみてきました。

オープン参加なので順位はつかないのですけれど、最高で11位相当という記録はすごいですよね。

第101回大会では関東学生連合チームが編成されるということで、再び活躍が見られるので楽しみですね!