大学三大駅伝と言えば、出雲駅伝・全日本大学駅伝・箱根駅伝の3大会の総称。
同年度内に出雲駅伝・全日本大学駅伝・箱根駅伝の3大会すべてで優勝を成し遂げることを「三冠 (さんかん) 」と言うんですね。
これまでの大学三大駅伝の歴史の中で、これまでに三冠を達成した大学は5校。
どの大学がいつ大学三冠を達成したのか?
分かりやすく表にしてみました。
大学駅伝三冠達成 歴代大学一覧
以下、大学駅伝三冠を達成した歴代大学になります。
年度 | 出雲駅伝 | 全日本大学駅伝 | 箱根駅伝 |
1990年 | 大東文化大学 | 大東文化大学 | 大東文化大学 |
2000年 | 順天堂大学 | 順天堂大学 | 順天堂大学 |
2010年 | 早稲田大学 | 早稲田大学 | 早稲田大学 |
2016年 | 青山学院大学 | 青山学院大学 | 青山学院大学 |
2022年 | 駒澤大学 | 駒澤大学 | 駒澤大学 |
駒澤大学が大学三冠を達成したのは、記憶に新しいと思います。
次の年には、もしや初めての連続大学三冠を駒澤大学が達成するのでは?と盛り上がったのを憶えています。
残念ながら連続とはいきませんでしたけれど、これまでに5校も達成しているというのは本当に凄い記録だなと感じますね。
大学駅伝の三冠達成の難易度と条件も
大学駅伝三冠をこれまで5校 (大東文化大学・順天堂大学・早稲田大学・青山学院大学・駒澤大学) が達成したということが分かりました。
出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝とそれぞれの1つの大会で優勝するのも大変なこと。
それを3つの大会すべてで優勝すると考えると、優れた選手の存在はもちろんですけど、チーム全体の戦略やコンディション管理も不可欠になってきます。
短期間に連続して行われる大会スケジュールの中、毎回最高のコンディションに持っていき、当日に持っている実力を発揮するのは至難の業。
各大会によってコースの距離や特徴も違うので、それぞれに合わせた準備も必要でしょう。
各選手たちのベストコンディションを維持するために、メンタル面でのサポートも大事になってきます。
大学三冠を達成した大学を見てみると、その前後の年度の大会でも優勝もしくは上位を獲得しているのですよね。
そして、大学三冠を達成するには同シーズンで最初の開催となる出雲駅伝で優勝することが必須。
更に出雲駅伝に出場するには、同年1月に開催される箱根駅伝でシード権内となる10位以内に入る必要もあるんです。
※ 関東地区代表で出雲駅伝に出場できるのは、箱根駅伝 (同年1月実施) の上位10校
(出雲駅伝の各地区の出場枠は基本枠+成績枠なので、前年の順位によっては関東地区の枠数は10以下 (基本枠1枠+9枠以下) になる年が出てくる場合あり)
出場する権利を手に入れるだけでも熾烈な戦いを勝ち抜く必要があるんですね。
そう考えると、出雲駅伝・全日本大学駅伝・箱根駅伝すべてで優勝して三冠を達成してきた大学は本当に凄いって思います。
大学駅伝三冠達成した歴代大学まとめ
出雲駅伝・全日本大学駅伝・箱根駅伝それぞれで優勝し大学駅伝三冠を達成した大学についてお伝えしてきました。
2024年度の出雲駅伝は、2024年10月14日 (月・祝) 「スポーツの日」に開催されます。
三大駅伝の最初の駅伝大会としてどの大学が優勝するのか?
今から楽しみですね。